生活に支障が出る可能性はゼロじゃない【後縦靱帯骨化症に要注意】

手術療法とその後

治療室

胆のう摘出手術のメリット

初期の胆のうがんなら、胆のう摘出手術を行うことが可能です。外科療法は胆のうがんを治せる唯一の治療法なので、胆のう摘出を望む患者さんが大半です。難易度の高い手術なので、場合によっては胆のうがんの外科療法で定評のある医療機関に転院することも検討しましょう。合併症の可能性も3%から5%程度しかありませんし、治癒の可能性が非常に高い治療法です。炎症や癒着がひどい場合は開腹胆のう摘出術が行われますが、特に問題がなければ患者さんの負担が少ない腹腔鏡下胆のう摘出術が選択されます。腹腔鏡下胆のう摘出術は手術の傷口も小さく、目立ちにくいのが特徴です。手術を終えたあとも、比較的早く飲食を開始することが可能です。入院期間も短くて済むので、胆のうがんを告知された患者さんからも人気のある治療方法です。

痛みは我慢せずに伝える

胆のうがんの手術を受けたあと痛みを感じることがありますが、我慢することはありません。患者さんの身体にかかる負担を最小限に抑えることができる腹腔鏡下胆のう摘出術でも、術後の痛みがゼロになるわけではありません。日本人は謙虚で我慢強い性格の方が多く、術後痛みを感じても口に出して看護婦さんや先生に伝えるのを遠慮してしまうケースが目立ちます。痛みを我慢してしまうことがストレス、不安につながり、胆のうがんの治療に差し障りが出たら大変です。治療中、入院中にできるだけ快適に過ごせるよう、痛みを感じたらすぐに看護師さんに伝えましょう。手術で切除した部分から胆汁が漏れて腹膜炎を起こしているケースもごく稀にありますし、感染症を起こす可能性もあります。医療機関側も患者さんの感じている痛みを正確に把握しておきたい、と望んでいますから、遠慮は禁物です。